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【レポート】「#goma toレシピ開発」スイーツメニュー試食会

【レポート】「#goma toレシピ開発」スイーツメニュー試食会

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2023年3月、かどや製油が運営するファンコミュニティサイト「ごまラボ」と、ごま専門カフェ「goma to(ゴマト)」によるコラボ企画『スイーツメニュー試食会』が開催されました。

「ごまラボ」メンバーのみなさんが普段から投稿してくださっている多彩なごま料理。今回はスイーツに絞り、投稿レシピを実際に「goma to」でメニューとして商品化しよう!という趣旨です。2023年1月に「#gomatoレシピ開発」としてアイデアを募集したところ、たくさんの投稿をいただきました!

試食会に参加してくださった「ごまラボ」メンバーからは、ごま愛が伝わってくるコメントがたくさん!さまざまな意見が交わされました。当日の様子を詳しくレポートします。


  東京・自由が丘の「goma to」を貸し切り開催!
 

この日の会場は、東京・自由が丘にある「goma to」。
2022年6月にオープンした、かどや製油による初のカフェです。一品料理からスイーツ、ドリンクまで、新しいごまの魅力に触れられる多彩なメニューを提供。ごまの新たな使い方や魅力を発信し、ごまと共にある食卓を創っていきたいとの想いが店名に込められています。
 

試食会にご応募くださった「ごまラボ」メンバーは6名。みなさんごまが大好きで、普段からよくごまを使った料理を楽しんでおられる方たちです。今回の店舗メニュー化にあたり、ポイントとなるのは「味」「見た目」「ごま感」の3つ。投稿レシピをもとにしたごまスイーツを試食していただき、リアルなご意見や感想を伺いながら、より良いメニューへとブラッシュアップしていきます。
 

メニュー候補となるスイーツレシピは3品!「goma to」シェフと「ごまラボ」事務局スタッフによる厳正な選考を行い、goma to賞として決定しました。どれもごまの魅力が感じられるアイデアが詰まっています!ここからは3つの投稿レシピをご紹介していきましょう。


  お店で提供!goma to賞に選ばれた3つのスイーツレシピ
 

1品目はあすっこさん考案の「白ごまとクルミの米粉スコーン」
分量や手順入りの本格的なレシピです。いりごまとすりごまを両方使うことで、ごまの香りと食感がダブルで楽しめるようになっています。

あすっこさんは試食会メンバーのひとりとして参加。「ごまが好きで、スイーツに使用できたらと米粉やホットケーキミックス、牛乳の代わりに豆乳などでも色々試しました。簡単ですごく美味しいので、皆さん作っていただけたらと思っています」とコメントしました。
 

2品目はうさまるさん考案の「ごま感たっぷり★バスクチーズケーキトースト」
クリームチーズ、白ねりごま、卵黄などの材料を混ぜてからくぼみを付けたパンに流し込む、ワザありのスイーツです。黒いりごまをたっぷりかけて焼き上げており、「黒ごまのプチプチ感や香ばしさとチーズとの相性が良かった」とのコメントもいただいています。
 

3品目はいりごまさん考案の「ねりごまでミルフィーユ」
おうちに残っていたパイ生地を有効活用した一品で、白ねりごまを加えたホイップクリームをサンドしているのがポイントです。フレッシュないちごのほか、栗の甘露煮も挟み込み、彩り良く仕上げられています。
 

こちらの3品を、食材やオペレーションなどを調整しながら店舗メニューとして改良しました。どんな風に変わったのでしょうか?「goma to」小山シェフが詳しく解説します。


  ごまの風味しっかり!ダブルごま使いのスコーン
 

あすっこさん考案の「白ごまとクルミの米粉スコーン」は、フルーツやエディブルフラワーを飾りつけたかわいらしいカフェ仕様に!スコーンには一般的にバターが使われますが、かどやの太白ごま油を使っているのがポイントです。スコーンの中にも白いりごまがたっぷり。
ごまの風味がしっかり楽しめます。ひとつはプレーンで、もうひとつはホワイトチョコレート掛けで。白ねりごまや豆乳を加えたクロテッドクリームをお好みで付けていただきます。
 

みなさんの席には試食サイズが配られました。写真を撮ったり、熱心にメモを取ったりと真剣に取り組んでくださっています。
 

実際に召し上がっていただくと、率直なご意見が挙がりました。

「スコーンの中にたっぷりごまが入っていて、ひと口目からごまが感じられるのがいい」
「見た目がオシャレで美しい。クロテッドクリームの器はかわいいけれどちょっと食べにくいかも」
「少しパサつくのが気になります。しっとり感が欲しいので、油脂はかどやの太白ごま油とバターの半々ではどうでしょうか」
 

どれも本格的なコメントです!

考案者のあすっこさんからも好感触!「スコーンはごまがプチプチして美味しい!クロテッドクリームもとても美味しいです。ただ、スコーンは少しポロポロ感が気になりました。ホワイトチョコ掛けのほかにブラックチョコも加えて3つで提供すると満足感がアップして、軽食メニューとしても成り立つんじゃないかと思います」と

また、別のメンバーからは「バターではなくごま油を代用した時のカロリー」についても質問がありました。

ごま油はバターよりもカロリーは高めですが、ごま油に限らずオリーブ油やアマニ油などの植物油脂はすべて1gで9kcalとなっており、同じなんです。しかもごま油にはリノール酸やオレイン酸といった不飽和脂肪酸が多く含まれており、動物油脂のバターには含まれていません。メンバーのみなさんは、こうしたお話にも納得されていました。


  異なるごまクリームで味変!「バスクチーズケーキ」
 

うさまるさん考案の「ごま感たっぷり★バスクチーズケーキトースト」は、トーストからバスクチーズケーキに改良。トップにはごま油が香る丸いラスクを盛り付けています。下に敷いたソースは白ねりごま入り、横に添えたホイップクリームはたっぷりの黒ねりごま入り。また、水玉のように散らしたラズベリーソースもアクセントになります。メリハリを意識したため、チーズケーキにはあえてごまは入れていません。2種類のごまソース、クリームで味変も楽しめます。
 

バスクチーズケーキの味はそのままに、多種のごまソースで味変を楽しむスイーツ。
こちらに関しては意見が分かれました。

「白ねりごまソースと黒ごまクリームが絡み合って、上等なスイーツに感じる」
「いつものチーズケーキっぽいので、『goma to』ならではの特別感が欲しい」
「チーズケーキがごまに負けてしまっている。ケーキにもごまをのせるなどした方がいいかも」
「もっと美しく飾った方がいいのでは。色を入れたいです」

なるほど、確かに……と思わずうなずいてしまいます。全体的には、「もう少しごまの味わいがあった方が良い」との意見が多く見られました。


  繊細なパイ生地に濃厚チョコレートケーキを重ねた「ねりごまでミルフィーユ」。

 

そして最後は、いりごまさん考案の「ねりごまでミルフィーユ」。とうもろこし粉と小麦粉を混ぜた「パートフィロ」と呼ばれる薄いパイ生地に、濃厚なチョコレートケーキと白ねりごまクリームをサンドしています。このパートフィロは純正ごま油を使っており、ごまの香りがアクセントに。「パートフィロをバリッと割って、黒ごまソースを付けながら楽しんで欲しい」と小山シェフ。
 

「見た目は一番良かった!」「壊すのがもったいないくらい」 「白、黒、赤と色味がキレイ」

ハラハラと繊細なパートフィロを生かした盛り付けは、メンバーのみなさんからも高評価!一方で味やごま感については、

「パートフィロがパリパリと口の中に残って少し食べにくい」
「ごま油が少しくどかった」
「ねりごまだけが感じられるので、もうすこしごまのバリエーションが欲しい」
「アイスクリームで味変できたらいいなと思いました」

非常にためになるご意見をいただきました! 
 

ごまを愛するみなさんからいただいた率直なご意見。作り手だけでは分かりにくい、食べ手からの視点は本当に貴重です!記入していただいたアンケート用紙にも、みなさんびっしりと書いていただきました。

スイーツレシピは今回のご意見をもとにさらに改良を重ね、実際に「goma to」のメニューとしてラインナップする予定です。5月中旬頃には完成メニューの発表記事をお届けできそうです!!
楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
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