さまざまな調理方法が楽しめる「ナス」。
油との相性も抜群です!
昨年、野菜の料理家・西岡麻央さんからご紹介いただいた「ナス」を使った「野菜×かどやの太白ごま油で“からだ整うレシピ”」で体の余分な熱を取り、心地よい秋を過ごしましょう。
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野菜の料理家・西岡麻央 さん
航空会社の客室乗務員として4年間勤務後、料理研究家の井上絵美氏に師事し、エコールエミーズ・プロフェッショナルコースにてディプロマを取得。身近な野菜を使って心と体を整える栄養価の高いレシピに定評があり、広告や雑誌、Webなど幅広く活動する。
体の内側からクールダウン。ナスを上手に食べて秋バテ知らずの体に!
ナスは体にこもってしまう余分な熱を取り除く効果が期待できる野菜です。今年は特に暑さが厳しく、冷房が欠かせない日や、冷たいものを摂る機会が多かったのではないでしょうか。寒暖差などによる影響により、何となくだるい、食欲がない、胃腸不振といった不調が続く「秋バテ」につながります。
ナスに豊富に含まれるカリウムには、利尿作用のほかに塩分に含まれるナトリウムの排出を促す働きあり。体内の水分バランスを整えるとともに、血圧を下げる効果も期待できます。
エアコンで気温調節をすることも大切ですが、
ほてりをおさえる作用を持つ野菜を上手に取り入れて、体の内側からクールダウンさせていきませんか? 季節の変わり目を心地よく過ごせるよう、秋に向けて体を整えていきましょう!
「油淋茄子 (ユーリンナス) 」(調理目安:25分)
<材料> 2人分
ナス…大きめ2本
片栗粉…大さじ3
長ねぎ…1本
生姜…10g
にんにく…1/2かけ
A酢…大さじ2
A砂糖…大さじ2
A醤油…大さじ2
Aかどやの太白ごま油…大さじ1
A白すりごま…小さじ2
揚げ油(かどやの太白ごま油)…適量
<作り方>
① ナスは半分に切って表面に細かく切り込みを入れ、1cm幅に切ったら片栗粉をまぶす。
② 長ねぎ、生姜はみじん切りにする。にんにくはすり下ろす。
③ 耐熱ボウルにAと②を合わせたらしっかりと混ぜて、ラップをせずに600Wの電子レンジで40秒加熱する。
④ フライパンにかどやの太白ごま油を深さ5mm程度になるまで入れたら、ナスを揚げ焼きする。(油が足りなくなったら少し追加する)
⑤ 油を切ったナスを皿に盛り、③のたれをかける。
Point!
たれに加える油は純正ごま油でももちろん美味しいのですが、かどやの太白ごま油にすることで重くなりすぎず、香りがつかない分、ナスの甘みや旨味をダイレクトに感じやすくなります。
「ナスの酢豚」(調理目安:25分)
<材料> 2人分
ナス…2本
豚肩ロース肉(ブロック)…280g
生姜汁…小さじ1
酒…大さじ1
醤油…小さじ2
片栗粉…大さじ2と1/2
A砂糖…大さじ2
A醤油…大さじ2
A酢(できれば黒酢)…大さじ3
A水…大さじ2
A粗びき黒こしょう…適量
片栗粉…小さじ2(水で溶く)
かどやの太白ごま油…適量
<作り方>
① 豚肉はひとくち大に切り、生姜汁、酒、醤油を馴染ませて下味 をつける。水気を拭き取り片栗粉をまぶす。
② ナスは乱切りにする。
③ フライパンにかどやの太白ごま油を熱したら①を入れて中火で加熱し、表面の片栗粉が固まってきたらナスを加えて更に炒める。
④ ③に混ぜ合わせたAを加えて中火で炒め合わせたら、水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
Point!
豚肉にしっかりと下味をつけることで、噛み締めた時に肉の旨みを感じやすくなります。
草木に朝露が降り、秋の訪れを実感する「白露」~「秋分」
1年を24等分し、季節の移り変わりや気候を表した二十四節気。暑かった夏が終わり、気持ちの良い風が吹く秋が始まります。9月7日頃は
「白露(はくろ)」。夜は日に日に涼しくなり、朝になると草木に朝露が降り、白く光るように照らされる様子を伝えています。続く9月22日は
「秋分(しゅうぶん)」。暑さ寒さも彼岸まで、という慣用句があるように、秋分を中日に前後各3日を含めた7日間がお彼岸の時期になります。また秋分の日は祖先を敬い、亡くなった人々を偲ぶための国民の祝日です。お墓参りなどを予定している方も多いのでは。この時期はぜひ、ご自身のご先祖へ想いを巡らせてみてはいかがでしょうか。
(2024年8月20日更新)
料理・スタイリング・撮影/西岡麻央 構成・文/田窪綾
茄子は体の内側からクールダウンできるというのも良いですね。
まだまだ残暑が厳しいので茄子でクールダウンできればいいなと思っています。
たくさん食べたくなるようなメニューですね
茄子は庭でとれるので作ってみようかなφ(..)