リコピンやβ-カロテンなど栄養いっぱいの「トマト」。
昨年、野菜の料理家・西岡麻央さんからご紹介いただいた「トマト」を使った「野菜×かどやの太白ごま油で“からだ整うレシピ”」で夏の疲れを吹き飛ばしましょう。
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野菜の料理家・西岡麻央 さん
航空会社の客室乗務員として4年間勤務後、料理研究家の井上絵美氏に師事し、エコールエミーズ・プロフェッショナルコースにてディプロマを取得。身近な野菜を使って心と体を整える栄養価の高いレシピに定評があり、広告や雑誌、Webなど幅広く活動する。
夏バテ対策にも、美肌づくりにも!暑い夏はトマトを食べよう
梅雨が明けて日差しが強くなる7月は、夏バテなどで体調を崩しやすくなります。トマトは薬膳の考えでも、体にこもった熱を取り除き、潤いを与えてくれる食材とされています。またトマトの酸味のもとになっている
クエン酸は疲労回復にも効果があるとされており、この時期にとてもおすすめです。
さらに、トマトの赤い色素に含まれる
リコピンには強力な抗酸化作用があります。夏の強い紫外線を浴びたことによるメラニンの過剰生成を抑える働きをしてくれるので、シミやシワ対策もできます。このリコピンは脂溶性のため、
油と一緒に調理すれば吸収率が高まるのも特長のひとつ。熟したトマトほど多く含まれているので、店頭ではより赤いものを選んでくださいね。
ほかにもトマトには肌や粘膜の健康を保つβカロテンや、体内でのコラーゲン生成を助けてくれるビタミンCも豊富。美肌づくりに一役買ってくれます。真っ赤に熟したおいしいトマトで、夏の暑さや疲れを吹き飛ばしましょう!
「トマトとたこの卵炒め」(調理目安:15分)
<材料> 2人分
トマト… 1個
茹でたこ…100g
卵 …2個
かどやの太白ごま油…小さじ2
塩…ひとつまみ
粗びき黒こしょう…適量
Aかどやの太白ごま油…小さじ2
A鶏がらスープの素(顆粒)…小さじ1/2
<トッピング >
オレガノ(乾燥)…適宜
<作り方>
①トマトはくし形に切る。たこは食べやすい大きさに切る。
②ボウルに卵を割り入れて、Aも加えてしっかりと混ぜる。
③フライパンにかどやの太白ごま油を入れて熱したらトマトを炒める。たこ、塩と粗びき黒こしょうを加えてサッと炒め合わせる。
④ ③に②を流し入れたら半熟状になるように加熱して仕上げる。
⑤ 器に盛り、お好みでオレガノをふる。
Point!
中華料理として有名なトマトの卵炒めですが、油をごま油ではなくかどやの太白ごま油にすることで、洋風に!パンを添えれば贅沢な朝食にもなります。
卵は余熱ですぐに火が通ってしまうので、全体に大きく混ぜて、半分程度卵に火が通ったら加熱 を止めてください。
「トマトのガスパチョ」(調理目安:15分)
<材料> 4人分
トマト…1個
きゅうり…1/2本
パプリカ…1/2個
にんにく(小さめ)…1/2かけ
バゲット…30g
A塩…小さじ1/3
Aかどやの太白ごま油…大さじ2
Aレモン汁…大さじ1
Aトマトジュース(食塩無添加)…100ml
A水…50ml
<作り方>
①トマト、きゅうり、パプリカ、バゲット は2cm角程度に切る。にんにくは5mm程度に切る。
②バゲットはボウルに入れ、水(100ml程度/分量外) も加えてふやかしたらしっかりと水を切る。
③大きめのボウルや容器に①、②、Aを入れて滑らかになるまでしっかりと攪拌する。
④ グラスに注ぎ、お好みで刻んだ野菜をトッピングする。
Point!
にんにくの香りが得意でない場合はお好みで量を減らしてください。レモン汁の代わりに穀物酢を使用することも可能です。
暦の上でも夏本番!暑さを迎える「小暑」~「大暑」
1年を24等分し、季節の移り変わりや気候を表した二十四節気。梅雨明けが近付く7月6日は、本格的な暑さがいよいよ始まる
「小暑(しょうしょ)」の時季。さらに7月22日は1年のうちで最も暑い日とされる
「大暑(たいしょ)」を迎えます。
空には入道雲が立ちのぼり、熱気が体にまとわりつくような厳しい暑さが毎日のように続きます。一方で海やプール、花火大会、お祭りなど、夏ならではの遊びが満喫できるのもこの季節の醍醐味ですよね。
今回ご紹介した2品はトマトとともに、体の熱を取り除く作用や疲労回復効果が見込める食材を多く使っており、食欲がない時にもおすすめです。みずみずしいトマトを積極的に食べて、盛夏に負けずに過ごしましょう!
(2024年6月26日更新)
料理・スタイリング・撮影/西岡麻央 構成・文/田窪綾
パンを添えれば贅沢な朝食に!挑戦してみます♪
ごま油とポン酢でさっぱりトマトサラダを食べてます
トマトを使った炒め物、参考にします!