栄養価が高く、特にビタミンCが豊富な「ピーマン」。
昨年、野菜の料理家・西岡麻央さんからご紹介いただいた「ピーマン」を使った「野菜×かどやの太白ごま油で“からだ整うレシピ”」で紫外線などによるお肌へのダメージを軽減しましょう。
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野菜の料理家・西岡麻央 さん
航空会社の客室乗務員として4年間勤務後、料理研究家の井上絵美氏に師事し、エコールエミーズ・プロフェッショナルコースにてディプロマを取得。身近な野菜を使って心と体を整える栄養価の高いレシピに定評があり、広告や雑誌、Webなど幅広く活動する。
夏の日差しで疲れた肌のダメージケアに、ビタミンCが豊富なピーマンを
夏野菜の代表格・ピーマン。
ビタミンCが豊富で、シミやシワなどのダメージを引き起こす紫外線から肌を守る作用が期待できます。本来ビタミンCは加熱に弱いのですが、ピーマンにはビタミンCを熱から守るビタミンPが含まれているため、過熱後も(ビタミンCの)栄養成分が崩れにくいと言われています。
またピーマンは皮膚や粘膜を健康に保つβカロテンや、強い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富。これらは
油と一緒に調理することで体への吸収率が高まるため、焼く、揚げる、炒めるなど、加熱して食べるのがおすすめです。
さらにピーマンは中身の種やワタも食べられるので、捨てるところがありません。夏の強い日差しを受けて疲れた肌に、ピーマンでパワーチャージを。丸ごと調理して、栄養もおいしさも無駄なくいただきましょう。
「モッツァレラチーズ入りピーマンの肉巻き」(調理目安:20分)
<材料> 2人分
ピーマン…4個
モッツァレラチーズ…80g程度 (小粒24粒)
豚肉薄切り…8枚
かどやの太白ごま油…大さじ1
塩…ひとつまみ
粗挽き黒こしょう…適量
Aみりん…大さじ1
A酒…小さじ2
A砂糖…小さじ2
A醤油…大さじ1
<作り方>
①ピーマンは縦半分に切る。タネとワタを指で押し込むようにして空間を作る。
②モッツァレラチーズが塊の場合は8等分に切ってから ピーマンに詰める。小粒の場合は3粒ずつ詰める。
③②に豚肉を1枚ずつ巻き、塩、こしょうを振る。
④ フライパンにかどやの太白ごま油を入れて綺麗な焼き色がつくまで焼いたら、Aを加えて煮からめる。
ピーマンの肉詰めよりも気軽に作ることができるボリュームのある1品です。中からモッツァレラチーズが溶け出し、甘辛い味付けで食欲をそそります。
Point!
ピーマンのタネとワタを取らず、指で押し込めて作った空間にモッツァレラチーズを加えることで、丸ごと食べることができます。
「丸ごとピーマンの揚げ焼き浸し」(調理目安:10分/冷蔵庫で冷やす時間は除く)
<材料> 2人分
ピーマン…5〜6個
かどやの太白ごま油…大さじ3
めんつゆ…100ml
生姜…10g
鰹節…2g
<作り方>
①ピーマンの表面全体に、フォークで穴を開ける。
②フライパンにかどやの太白ごま油を入れたら、ピーマンを揚げ焼きする。
③ボウルに、めんつゆ、すりおろした生姜、鰹節を入れて混ぜたら、②を加えて冷蔵庫で1時間以上冷やす。
作り置きもできる、シンプルな夏に嬉しい1品です。ピーマンの中にまで出汁が入り、口の中で旨味が広がります。ご飯のお供にもぴったり!お好みでシソやミョウガなど、刻んだ薬味をたっぷり加えてもおいしいですよ。
Point!
ピーマンに水分がついている状態で揚げ焼きすると油が跳ねる可能性があります。ピーマンの表面に水がついていないことをしっかりと確認してください。
厳しい暑さでも、少しずつ近づく秋の気配。「立秋」~「処暑」
1年を24等分し、季節の移り変わりや気候を表した二十四節気。全国的に厳しい暑さが続いていますが、8月8日頃からは
「立秋(りっしゅう)」 に入り、暦の上では秋を迎えます。
夏の挨拶「暑中見舞い」も、この時期には「残暑見舞い」へと変わります。そして8月23日頃には
「処暑(しょしょ)」に入り、昼は暑くとも、朝夕の風に秋の気配を感じるように。夜になると鈴虫が鳴き始め、夏の終わりを印象づけます。
(2024年7月22日更新)
料理・スタイリング・撮影/西岡麻央 構成・文/田窪綾
食べたいです。何時も詰めるのは
合い挽き肉なので。
どれも作りたくなります
参考にさせていただきます!