野菜の料理家・西岡麻央さんによる
「野菜✖かどやの太白ごま油で“からだ整うレシピ”」。
第9回は「ブロッコリー」。万能あぶら「かどやの太白ごま油」を使って、さらにおいしく味わえる2品をご紹介します。
野菜の料理家・西岡麻央 さん
航空会社の客室乗務員として4年間勤務後、料理研究家の井上絵美氏に師事し、エコールエミーズ・プロフェッショナルコースにてディプロマを取得。身近な野菜を使って心と体を整える栄養価の高いレシピに定評があり、広告や雑誌、Webなど幅広く活動する。
肝機能ケアにもおすすめ!栄養豊富なブロッコリーで年末年始の体を整えよう
βカロテンやビタミン類、食物繊維、葉酸やカルシウムなど、多様な栄養素をバランスよく含むブロッコリー。皮膚や粘膜の健康維持や便通改善、
免疫力を高める効果などが期待できます。また、野菜の中ではタンパク質含有量がトップクラス。ボディメイクを助ける食材としても注目を集めています。
さらにブロッコリーは、体内の抗酸化作用を高める「スルフォラファン」という成分が豊富。
解毒作用を持つ酵素の働きを活性化し、肝機能の働きをサポートしてくれます。年末年始はお酒を飲む機会が増えますよね。この時期はぜひ、ブロッコリーを使った料理で体を整えましょう。栄養成分のβカロテンやビタミンKは脂溶性なので、油との相性もぴったりです。
「ブロッコリーと生ハムのフリット」(調理目安:20分)
<材料> 2人分
ブロッコリー…1/2個
生ハム…50g程度
小麦粉…50g
片栗粉…大さじ3
炭酸水…90ml
かどやの太白ごま油…適量
粗びき黒こしょう…適量
<作り方>
① ブロッコリーは小房に分ける。
② ①を適当な大きさに切った生ハムで包む。
③ ボウルに小麦粉と片栗粉を入れて炭酸水を注ぎ、泡立て器などでダマがなくなるまで混ぜる。
④ ②を③にくぐらせる。
⑤ 小さめのフライパンに、かどやの太白ごま油を深さ1cm程度まで入れて加熱する。 ④を入れて中火で3分程度揚げる。
⑥ 油を切って皿に盛り、粗びき黒こしょうをふる。
Point!
小麦粉を溶く際に、水ではなく炭酸水を使用することで、サクッと軽い食感に仕上がります。ブロッコリーと生ハムというシンプルな食材で作る一品ですが、程よい塩気や軽い食感でお酒が進みます。特にシャンパンや白ワインを合わせるのがおすすめ!
「鶏肉とブロッコリーの中華炒め」(調理目安:20 分)
<材料> 2人分
鶏むね肉…1枚(250g)
塩…ひとつまみ
片栗粉…小さじ2
ブロッコリー…1/2個(茎も含む)
かどやの太白ごま油…大さじ1
にんにく…1かけ
Aオイスターソース…大さじ1
Aしょうゆ…小さじ2
A砂糖…小さじ1 と1/2
A水…小さじ2
<作り方>
① 鶏むね肉は一口大のそぎ切りにしたら塩をふり、片栗粉をまぶす。
② ブロッコリーは小房に分ける。茎は皮をむいて半分の長さに切り、スティック状にする。にんにくは千切りにする。
③ フライパンにかどやの太白ごま油とにんにくを入れて加熱する。にんにくの香りが出てきたら①を加え、色が変わるまで中火で炒める。
④ ③に②を加えてさらに1分ほど炒める。Aを混ぜて加え、全体を炒め合わせる。
Point!
にんにくやオイスターソースの香りが広がり、ご飯がすすむ一品です。ブロッコリーの蕾だけでなく、茎を加えることでどちらの食感もおいしく楽しめます。皮の部分は硬いのでむきますが、あとは茎も含めて無駄なく全ていただきましょう。
一年で最も寒さが厳しくなる「小寒」~「大寒」
1年を24等分し、季節の移り変わりや気候を表した二十四節気。2023年も終わりに近づき、新しい年が始まります。1月は和風月名で「睦月(むつき)」。由来は諸説ありますが、親類縁者が仲睦まじく集う様子を示した説が有力なのだそう。三が日を過ぎた1月5日頃には、別名“寒の入り”と称される
「小寒(しょうかん)」に入ります。出しそびれてしまった年賀状は、寒中見舞いに切り替えましょう。さらに1月20日頃、暦は
「大寒(だいかん)」に。小寒と大寒を合わせた合計30日間は“寒の内”とされ、1年で最も寒い日々が続きます。しかし、凍み豆腐や味噌など、寒さを利用した保存食づくりには最適の時季。みなさんもこの機会につくってみてはいかがでしょうか。
料理・スタイリング・撮影/西岡麻央 構成・文/田窪綾
きっと美味しいのだろうと思います
食べたいです
また衣に炭酸水を使うとサクサクになるのを1つ勉強になりました。